薬膳を日常生活に取り入れる | エネルギーを高める方法

なんとなく疲れやすかったり、やる気が出ないといった症状で悩んでいませんか?

思い当たる節がないのに体調が優れないと気になりますよね。

もしかしたら、その原因はあなたのエネルギーが下がっていることに関係しているかもしれません。

 

落ちたエネルギーを回復させるには、お風呂に入って体を浄化させたり、部屋を綺麗にして環境を整えるなど、日常生活を丁寧に過ごすことが大切です。

 

食もエネルギーの源となります。

食事は空腹を満たすだけではなく、心も満たしてくれます。

普段の食事に気を配ると自然とエネルギーを高めることができるようになりますよ。

 

ただ食べるだけでなく、食事に気を配るということですから体の為の食事をすることを心がけて欲しいです。

そこで私は「薬膳」をオススメします。

ということで今回の記事では、薬膳とはなんぞや?ってことにスポットを当てて紹介していきます。

 

この記事を読むことで、きっとあなたも薬膳を生活に取り入れたくなってくると思いますよー。

薬膳って何?漢方薬?

あなたは薬膳と聞いてどんな物を思い浮かべますか。

漢方薬を使った料理?

それとも栄養のある食材を使った料理?

漠然と体にいいイメージの料理であると認識している方が大半だと思います。

 

薬膳は、「薬膳は中国の伝統医学に基づいた食事療法です。

薬の料理とも言われています。

 

意外かもしれませんが私たち日本人は、知らず知らずのうちに薬膳を取り入れています。

私達の食卓には、和食、洋食、中華などが並びますが「和食=薬膳」と言ってもいいくらい薬膳の要素を含んでいます。

 

と言うのも薬膳を簡単に説明するなら、バランスのとれた食事をすることだからです。

薬膳には、食べて治療する「食療」と、健康を維持する「食養」というものがあります。

和食に置き換えて説明すると

  • 旬の食物を使った栄養価の高い料理(食養)
  • 体のことを考えた付け合わせ(食療)

となります。

 

四季折々の日本では季節に合わせた食べ物がありますよね。

季節の旬の食材で作られた料理はそれだけで薬膳と言えます。

  • 春はたけのこなどの山菜
  • 夏はレタスやシソ、トマトなどの夏野菜
  • 秋は銀杏や栗などの果菜類
  • 冬は大根や白菜、人参などの根菜類

春は芽、夏は葉、秋は実、冬は根ということをよく聞きますが、正にその通りだと思います。

 

日本の料理ではよく付け合わせが付きます。

例えば、

  • 焼き魚には大根おろし
  • 刺身にはわさび、つま

これは料理の見た目を美しくしたり、美味しくすることだけでが目的ではありません。

体の消化を助けたり、殺菌や食欲増進の目的があります。

 

他にも、とんかつなどの油ものにはレモンが付け合わせとして出されますが、このレモンも食療の役割をしています。

レモンに含まれるクエン酸が唾液や胃液の分泌を良くし、油の多い料理の消化吸収を助けてくれます。

よく唐揚げにレモンをかける派とかけない派で議論されることもありますが、健康のことを考えるならかけた方がいいということです。

 

これを見て分かるとおり、普段から和食を良く食べる日本人は健康的な食事をしていると言えます。

だからといって安心していいわけではありません。

ここで指している和食とは「一汁三菜」を主に指します。

食べ過ぎず、少なすぎ、丁度バランスがとれたところが大切となります。

 

薬膳の効果とは?取り入れるメリット

薬膳を意識して取り入れるとどんなメリットがあるのでしょうか?

それはただ食事を取するだけで、自分の体を整え、毎日を健やかに過ごすことができるようになることだと思います。

 

薬膳の基本的な考え方に、陰陽というものがあります。

光と影。

これは相反する二つの「気」のことです。

つまりエネルギーですね。

 

全ての物事に表と裏があって何にごともバランスが大切なんですね。

バランスが崩れてしまうと問題が起きてしまうわけです。

 

例えば、天候が良すぎて雨が降らず野菜が育たない。

逆に雨が降っても日照不足だったら野菜が育たない。

天候のバランスが良くて初めて質のいい野菜が育ちます。

 

私たちの体で例えると、

糖分や塩分たっぷりの食事をとったら体を壊します。

かといって、それが糖分や塩分が少なすぎても問題は起きてしまいます。

バランス良くとることが健康にいい食事になります。

 

中国には自然界の全てものには、

  • 木=植物(春・緑)
  • 火=熱(夏・赤)
  • 土=土壌(土・黄)
  • 金=鉱物(秋・色)
  • 水=液体(冬・黒)

5つの性質で成り立っている「五行学説」という考え方があります。

これらは色や季節(春夏秋冬に土用)でも分けられています。

 

人の体の臓器も5つに分けられています。

  • 木=肝
  • 火=心
  • 土=脾
  • 金=肺
  • 水=腎

薬膳は陰陽と五行学説を合わせた「陰陽五行論」をもとに考えれた食事療法です。

これを基にすると、全ての食べ物にも陰陽があり、5つの味に分類されます。

これは五味と呼ばれ、

  • 木=酸味
  • 火=苦味
  • 土=甘味
  • 金=辛味
  • 水=鹹味(かんみ)塩辛い味

で分類されています。

 

薬膳の考え方に基づくと人の体も五味の影響を強く受けるため、一味だけ摂りすぎたり少なかったりすると、同じ属性にある臓器に影響が出てくると言えます。

つまり、これらの五味をバランス良く摂取することが健康的な食事といえます。

裏を返せば自分の調子が悪いなーって感じた時に、調子が悪く感じる部分の属性を意識した食事をすれば改善することが出来るようになるということです。

面白いとは思いませんか?

 

薬膳を知る | 陰陽五行の深い関係

例えば、春は頭痛や鼻づまり、めまいなどの症状が多く現れると言われています。

これは人の体が活動を始める時期だからだと言えます。

 

人の体は、冬の寒さから体を守るためにエネルギーを溜め込みます。

冬に血行が悪くなるのはそのためですね。

その影響として体には老廃物が溜まりやすくなります。

 

春になると不要な老廃物を解毒するために肝機能が疲弊します。

このときに血の流れが乱れやすくなります。

本来は肝機能で血の動きを調整するのですが、老廃物の処理が多いのため、肝機能が疲弊して正常に機能しなくなってしまいます。

そのため血がからだの上部に滞り、上半身に異常が現れやすくなります。

 

また、春になると新しいことに挑戦してみたり、どんどん行動したくなりますよね?

これは、やる気や元気のエネルギーを司る陽の気が上がるからです。

その原因が血の巡りがよくなることと関係しているからだと言われています。

 

薬膳の知識を使うと、肝機能を正常にするには酸味をとることが良いとされています。

そのため、梅干しやお酢、レモンなどを摂取することが推奨されます。

 

薬膳を知る | 異常は影響する

五行学説を基に考えると全てのものは影響しあいます。

一つの臓器が異常をきたすと、別属性にある臓器も悪影響をもたらします。

 

肝機能が異常がでたら、脾が次に影響がでてきます。

ここで心に影響が出ず、二つ先の属性の脾に影響がでるのは、隣り合う属性は助けある関係にあるからです。

つまり、木にある肝臓の機能が悪くなる、火にある心がサポート。

バランスがとれず結果として甘にある脾臓の機能が悪くなる。

と言ったようなことがおきます。

 

からだの状態を治すといって、酸味のある食事ばかりするのも問題ということです。

じゃぁ、どうすればいいの?ってなりますよね。

酸味だけでなく、甘味も一緒にとればいいのです。

 

肝機能を改善するために酸が必要。

かといって、取りすぎたら脾が悪くなる。

だとすれば、酸だけでなく甘も一緒に摂取することで、事前に脾のダメージを防ぐわけです。

 

甘酢を使った食事をしたり、その先の鹹味のことも考えた三杯酢などを使って食事をすることが影響を抑えた食事といえます。

 

まとめ 薬膳を日常生活に取り入れる | エネルギーを高める方法

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

今回の記事「薬膳を日常生活に取り入れる | エネルギーを高める方法」では、

薬膳についての基本的な知識についてお伝えしてきました。

 

まとめると、

薬膳は中国の伝統医学に基づいた食事療法で和食も薬膳と言えるよ。

大切なのはバランスの良い食事をすることで、薬膳の知識があれば自分の体調を管理するのに役立つよっていうお話でした。

薬膳を生活の中に取り入れることで、健やかに過ごすことができるようになると思います。

ぜひ試してみてください。

 

からだのことを考えて理に適った食事をする。

私はそういった考え方に興味を持ち薬膳について勉強するようになっていきました。

 

薬膳を学ぶっていうことは、自然と伝統的な中国医学を勉強するっていうことに繋がってきます。

料理の勉強をしているようで中国医学のことを学べるのもオススメの一つでした。

話はそれますが、五行はツボや経絡などとも深い関わりがあるんですよ。次はツボについても勉強してみたいと思っています。